未経験者が経理に転職するときの志望理由

経理業界ナビが自信を持ってお届けするスペシャルコンテンツ。今回は、未経験者で経理に転職する際の志望理由と自己PRについてお届けします。

営業職から未経験で経理に転職するときの志望理由はこれだ!

いきなり答えを書いちゃいますが、面接時の自己PRや志望動機の例文を上げておきますので参考にしてください。面接用ですので、長文ですがご容赦くださいね。あ、ちなみにこれは、会計事務所向けじゃなくて、中小規模くらいの会社の経理職を目指すときの例文ですのでご留意を。

営業で、お客さんへの訪問が決まるとしますよね。訪問が決まるとやっぱりうれしいから、お客さんの希望する時間に全部合わせちゃったりするじゃないですか。でも、そうすると、商談を取るにも契約書を用意するにも中途半端な細切れ時間が結構発生するんです。ところが、本当にお客さんもその時間帯じゃないとダメだったかっていうと、意外と調整が効いたりするんです。

ある時、もっと効率的にできないかと思って、移動時間も含めて最短で回れるように思いっきり詰めてみたら、全くパフォーマンスを下げずに毎週2日くらい時間を作れたんです。私自身この結果に少なからず驚きまして、同時にこれは面白いぞと思ってリーダーと話をして、じゃあみんなでやってみようよと、横展開してみたわけです。

ルートセールスの人とかで時間帯が決まってしまっている人もいるので、必ずしもみんなができたわけじゃないんですが、それでも全体的に2割くらいの削減ができるようになって、水曜の午前中には営業戦略の会議を設けて、情報交換をしたりということをしていました。上司から適切なフィードバックを受ける時間が増えたことで売上を上げられる人が出てきたりと、良いサイクルが回り始めたなと感じていました。

一方で、そのころ私は、もっと良くするには、きちんと評価が紐づかないといけないなと考えていました。というのは、評価制度が、売り上げを一番上げた人に賞与がたくさんつくみたいな形になっていまして、そうすると、個人が持っている秘密のクロージング技術みたいなのはやっぱりまだまだ共有され切っていないように感じていました。せっかく賞与を増やすというニンジンをぶら下げているのに、なんだか、すごくもったいない使い方のような気がしていました。制度を変えてみたらこうなるんじゃないか、というような試算ができれば良いのにとあれこれ考えるうちに、全社的な数字を直接見れる経理だったらなーと、経理の仕事への興味が湧いてきていました。(その後、簿記を取って異動希望を出してみたりと掛け合ってみたけど、人が足りているとかなんとかで残念ながら断られてしまったんですよねという件を適当に)

結局、私がこれまでの職務経験のなかでしていたのは、無駄な時間を削減して効率良く仕事をしようよということでして、無駄なお金を削減しようという活動も、これに似ているのではないかと考えたんです。むしろ、全ての事業活動の裏側ではお金の支払や受取が発生しているので、経理の仕事の方が、もっと全社的な視点から会社を効率的にするチャンスがあると考えています。

もちろん、経理の仕事はそんな華々しいものばかりではなくて、細かい旅費の精算や経費の支払いなどもあるし、むしろそういう細かい仕事をキチンとこなしていくことがメインかもしれないとは考えていますが、これまでの経験で培ってきた「効率的に仕事ができるように改善する」という根っこの部分は、どんな仕事であっても活きるのではないかと考えております。とは言え、未経験ではありますので、わからないことだらけで最初はご迷惑をお掛けするかもしれませんが、これまでも仕事後に簿記の勉強を続けてきましたように、仕事外の時間で不足する部分の知識をつけることについては慣れておりますので、どうか前向きにご検討いただけると幸いです。

どうですか、これ?完全に適当に作った作文の割には、なんか、経理に向いてそうな感じが漂ってくるでしょ?これが、経理が行うべき仕事の本質です。

経営者が期待する経理の仕事は、事業効率・投資効率を上げることと、金を引いてくることだけ

事業効率を上げること、投資効率を上げること、金を引いてくること。経理の仕事は、究極的にはこれ以外ないんです。

PCの技術がどうだとか、Excelがどうだとか、何なら資格がどうだなんて、そんなの全部クソみたいなどうでもいい内容です。そういうことを平気で書いているサイトがありますが、それは枝葉の部分ですので、絶対にそれを本筋にしないでください。

目の前の仕事の効率が上がるのは面白い。もっと面白いことをしたい。すべての仕事は最終的にお金につながる。経理が一番全社的に効率を上げる仕事ができると思った。経理を志望する理由は、それだけで十分です。仕事の幅がどうだとか余計な自分語りは一切不要です。

簿記の資格について補足しておくと、これも、結局は正しい投資判断をするためにきちんとしたルールで帳簿をつけて決算を行いましょうというだけの話ですから、本質からしたら些末な話なんです。とは言え、それがないと取ってもらえないから、迎合してあげているだけなんです。

でも、なんだか会社ばっかり大きくなっちゃって、実務ばっかり肥大化していて、本来の経理の仕事が全然できていない。これが、最近の経理業界の最大の問題点なんです。だから、将来食えない仕事とか書かれているんです。

さて、熱く語り過ぎて長くなりましたが、これが未経験からの経理職を志望する理由です。他の職種からサンプルについても、ご希望があれば随時アップしていこうと思います。

投稿者:

白賀

30代。 経理職で転職を繰り返し、現在某社でファイナンスを担当しながら、非上場のスタートアップ会社でCFOを勤めています。

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