「経理職として良い条件で転職するために、資格を取ろうと思いますが何が良いですか?」と質問されることがあります。
タグ: 転職
転職希望者の市場価値はファンダメンタルとバリュエーションで決まる
M&Aのプロセスを理解して転職活動を勝ち抜く
経理の中途採用は、採用者側にとって不確定要素が多い投資意思決定であるということ前回ご説明しました(参考記事「中途採用は投資意思決定である」)。
今日は、そんな不確定要素を含む投資意思決定時に使われる考え方をお伝えします。コンセプトは、採用者側の目線を理解して転職活動を成功させる、です。経理というよりはファイナンス的な分野に近いかもしれませんが、お付き合いください。
中途採用は投資意思決定である
経理の転職でFASSをオススメする理由とFASSの使い方
経理で転職する際に使える資格・試験として、FASSがオススメだということを以前の記事で書きました。ただ、このままだと、前回の発言を真に受けてFASSの点数を職務経歴書等に書いてしまう人がいそうなので、どう役に立つかを、誤解を招かないようにきちんと説明しておこうと思います。
管理会計で転職を成功させるための面接のコツ
管理会計についての記事が続いていますので、管理会計で転職を成功させるための面接での技術についても合わせて学んでおきましょう。対象は、第1階層~第2階層くらいの経理職の人で、経理屋としてキャリアのうち、それなりの時間を管理会計に費やしてきた方です。管理会計については勉強したので、次こそ管理会計を担当してみたいという人も、一応対象となります。
面接で落とされる管理会計アピールとは?
経理で出世・昇進していくうえで管理会計は非常に大事なスキルですが、転職活動時に失敗するケースもたくさんありますので、反面教師として、その内容を確認しておきましょう。 続きを読む 面接で落とされる管理会計アピールとは?
経理で英語が苦手なのは聞き取れなくて英会話にならないから
以前の記事で、英語ができると経理の求人の幅が広がるということを書きました。今日はどうやって英語力を鍛えるかの第2弾、英会話力を向上させる方法について記載します。
英語でメールはできるのに、会議はできない。正確には、できないことはないんだけど、何だかあんまり話が伝わらず、進んでいかない。でも、英語ができる人が間に入ってくれると、こっちもむこうも何となく通じている気がする。こういうことってよくありませんか?
EDINETに掲載される開示書類とその内容を把握する
みなさん、開示書類は好きですか。私は、平均年収とか、大株主の状況とか、役員の状況を見るのが大好きです。学生の頃から開示書類を見る方法を知っていれば、就職活動でもっとうまく立ち回れたかもしれないのにと後悔するばかりです。ただ、新卒の学生が面接で有価証券報告書を見るのが大好きですって言ってきたら、やや慎重に背景を確認しますけど。笑
さて今日は、金融庁のEDINETのサイトに掲載されている各種開示書類を確認する方法をご説明いたします。
会社の開示資料作成担当やディスクロージャー担当、広報などのIR担当であれば誰でも知っている極めてベーシックなスキルです。したがって、もし開示資料作成担当としての転職を考えているのであれば、絶対に身に付けておく必要がありますので、この機会にちゃんと確認しておきましょう。
宝印刷かプロネクサスかの確認方法(EDINET編)
以前の記事で、開示資料作成担当として転職したいなら、その会社が宝印刷を使っているかプロネクサスを使っているかを把握しておく方が良いと書きました。
今回は、有価証券報告書などのEDINET掲載資料をもとに、その会社が宝印刷とプロネクサスのどちらを使用しているかを見分ける方法をお伝えします。どちらがシェアを持っているかも、この方法で確認可能です。ここまでわかるディスクロージャー担当は、全体の1%以下でしょう。
この方法は、経理で開示資料作成担当として転職したい人以外に、宝印刷やプロネクサスの株を買ってひと儲けしたい人にもオススメの方法です。私もこれで、多少儲けさせてもらったことがあります。笑